強烈に

[愛のむきだし]園子温 2008
奴らの思うつぼだって、あたしはぜったい認めたくなんかない。
加速する衝動をぶちまけないうちに、誰とも
ひと言も口を聞かずに、走って部屋まで帰ったんだ
呼吸するたびに、毛穴からだって、
出しちゃいけないものが漏れてしまいそうで。
それから、放心。


[ポチの告白]高橋玄 2006
劇場の椅子に黙って座って見ていたけれど
瞳孔開きまくりで、皮膚のこっち側は
凄まじいことになってた。
菅田俊に打ちのめされてた。

ここひと月

「わんぱく天使」久松静児 1963
「お父さんはお人好し」斎藤寅次郎 1955
「春らんまん」千葉泰樹 1968
「月夜の傘」久松静児 1955
「大根と人参」渋谷実 1965
「喜劇・女売り出します」森崎東 1972
「女生きてます・盛り場渡り鳥」森崎東 1972
「薔薇の葬列」松本俊夫 1969
「男たちの詩」中野裕之 2008
「接吻」万田邦俊 2006
「休暇」門井肇 2007
「おくりびと」滝田洋二郎 2008

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」ジョンキャメロンミッチェル 2001
「ミツバチのささやき」ヴィクトル・エリセ 1973
「シェルブールの雨傘」ジャックドゥミ 1963
「PARIS」セドリッククラピッシュ 2008
「ブロークンイングリッシュ」ゾーイ・カサヴェテス 2007

江東区



小津安二郎ゆかりの地で「小早川家の秋」1961。
舞台もそうですけど、台本のある段取り芝居でありながら
不自然なまでにぴたりと添うアクションでありながら
見事な完結が発するエネルギー。

+片桐はいりさんのトーク。
「とにかく映画の近くにいたい」と、もぎりをしていた頃もあったとか。
そしてレトロな映画館めぐり。
福井のメトロ劇場へも行ったかな?

帰りは永代橋を歩いて渡ってきた。

三昧する

[ラピュタ阿佐ヶ谷]で乙羽信子特集と昭和家族百景。
いやいや良いですなぁ。
「縮図」新藤兼人 1953
ささと、着物を着付ける日本女性。
なでしこに源氏香、着物や襖の柄に思わず目がいく。

「四つの恋の物語」西川克己 1965
いくらキャピキャピしてても小百合さまは違いますな。
芦川いづみさまの声、話し方、ほれぼれします。

早稲田松竹で観た
「旅芸人の記録」テオ・アンゲロプロス 1975
は、232分の大作。
無欠な美しさのなかにあって、人間だけが哀れさを競っているけれども
それでも見つめずにはいられない、諦めと期待のひだひだ。

ozu

シャボンがないよ。
「秋刀魚の味」1962「晩春」1949 小津安二郎
 
子どもような目の高さで、鋭角に状況を察知する。

旬をのがさぬようにと、周りをちょろちょろされればされるほど
とうがたち、身がゆるむ。

桜映画

[桜映画社]特集上映の続き

『茶の湯への招待』
『利休の茶』
『和菓子』
『にっぽんチーズものがたり』
『オイシサをつくるー発酵の魅力ー』

お茶、和菓子、チーズ、発酵食品。好きなものばかり。
和菓子は、昔の和菓子店の映像がいっぱいでよかった。

記録

桜映画社の特集上映がおもしろい。

ちょっとレトロな記録映画。昔のチラシの書体とかもすごいときめく感じの。
年内に行ける人はぜひ、おすすめ。

『生きている土』
『にっぽん洋食物語』
『日本の美術工芸−その手わざと美』
『宮武外骨―われ、明治を蒐集せり―』 など見ましたが、どれも好みでした。

映画

「歌行燈」成瀬巳喜男 1943
 山田五十鈴かわいすぎ。
 小さなおこたで、熱燗を茶碗で呑むってのいいねぇ。

「歩いても歩いても」是枝裕和 2007
 とうもろこしの天ぷらうまそ。
 田舎帰ったとき実家に居るお母さんと娘、リアル過ぎ。
 みんなをちゃんと描くってのは、編集の技なのですかね。

「ブロードウェイ♪ブロードウェイコーラスラインにかける夢」
ジェームズ・D・スターン 2008
 昔からオーディション番組好きやったな。ゴールドラッシュとか。

映画、最近

「白い馬」アルベールラモリス 1952
「ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて」
「ハンサム☆スーツ」
「77BOADRUM」川口潤 2008

日活


「洲崎パラダイス赤信号」川島雄三 1956
「才女気質」中平康 1959
「しろばんば」滝沢英輔 1962


昔の映画の女優さんは、今の女優さんとはまた違った美しさがあるなあ。
なんて、神保町で思いながら、新聞読みつつコーヒーすすってるあたし
完全にオジン化。 やい、うらやましいだろう。

洲崎パラダイス、もっかい観たい。