持つべきものは



持つべきものは … なんでしょうねぇ。
持つべきものは、親友ですか?
遠くの親戚より 近くのなんとやら?
私が持つべきものはぁ?

お金持ちより、お人持ちになりなさい。という人もいます。
お金がたくさんあれば、たくさんの人が救えます。という人もいます。

私が持っているものは、なんでしょうなぁ。
何もかも誰かからの借り物で、
この肉体すらもそうであるような 気がしないでもない。

ちょっとばかし 体を拝借
ちょっとばかし お家を拝借
ちょっとばかし 衣服を拝借 しております。

この頃は、ソファやらパソコンやら小さな庭まで 拝借しておりまして
もったいのうことで。
ほんの一時のことですので 見逃しておくれやせんか?

持つべきものは、気持ちで
形ある何かを「持つ」と言うのに 違和感がないわけでもない。
と思うそばから「それ、あたしのケーキぃー!」と、騒ぐオイラってアホ?  

逃げ場



僕の逃げ場は、喫茶店である。
河原である。
書店である。

何も手につかなくなると デスクでじっとしているのは堪え難く
「いや、ここにいなければならぬ」と自制しょうと
すればするほど どうしようもなくなってしまう。
とりあえずの逃げ場は 非常階段である。
それから運が悪いとすぐに同僚に見つかり、
デスクに連れ戻される。

やらねばならぬ と準備をしてはみるものの
やはりできないものはできない。
落ち着く場所がないので、
ふらふらとでかけるしかなくなってしまう。
時にはそんな日もある。

急須にお茶を



目的地についてから、ほっと一息。
急須に茶葉を入れまして ポットのお湯を注ぎまして
蓋をして ふふふーんと 待っているとき…
なんて 幸福なんでしょう。

ご飯を食べて お風呂をいただいてからも、
朝起きて さっと顔を洗ってからも ほっと一服
竹の茶さじで、さっくり茶葉を計るとき
なんて 幸福なんでしょう。

小さな部屋の畳の上で
こくん と飲んだら 
スズメが鳴いた。
今日も一日が始まるよ。

栗は栗の味で



なんだか最近 栗づいてます。
栗の姿って なんとも愛らしい。
昔、アラレちゃんに栗の形の頭の人が出てきたような。
ぷっくり。
とした姿は なんとも秋らしい。
天津甘栗を食べ出すと とまらない。 爪が黒くなる。

栗は、洋菓子よりも和菓子で食べるのが好き。
栗蒸し羊羹が好き。
栗まるごと そのまんまで入っているのが好き。

「栗は栗の味で」 というのは、
ある栗菓子屋さんに伝わる社訓のようなもの。
栗は栗の味で 勝負してこそ かっこいい。
栗は栗で、かもめはかもめで、あたしはあたし。 
善くも悪くも。


記憶



声が出ないくらい感動したのは
水の青さを見たとき。
巨木の姿を見たとき。
金色の空を見たとき。

思いがけず目の前に現れた絶景は
一人で見ていると、夢か現実か分からなくなる。

あたしが見たもの あたしがしたこと
だれも知らなくても 一枚の写真に残っていなくても
証拠がなくても ここにある。
ほかの誰ひとり覚えていなくても
あたしん中に 残ってる。

ありがとう ありがとう。
大事な記憶。 
なによりも確かなもの。
ふと思い出したとき パワーをくれる遠い記憶。

ちょっとのことで


ちょっとのことで、グラッとぶれぶれ。
ほんのちょっとのことで、いっぺんになぎ倒されるみたいに。

根の浅い木みたいに
ちょっとの風雨で流されそうになる。
根を深く、慈悲深く、信念を深く。

気づかないうちに 人差し指の先に 切り傷が。
気になって、触れて、つまんで、血を出して
結局、まだ
痛いよう。痛いよう。じんじんしとる。

でもどこか、安心して、治りはきっと早いはず。
しばらく そおっとしておこう。
傷口が閉じるまで、絆創膏貼って待ってよう。

懐かしい匂い



お酒を飲むなら、何が好き?
私はまったくもって弱いのですが
ひと口ふた口なら、いただきます。

外で飲んでておいしいのは、発泡酒。
「おつかれさま」と仲良く一杯やるときは、瓶ビールをわけわけ。
ちょっと寒い夜は、焼酎お湯割り。
カフェで生ハムサンドと一緒に、シードル。
軽い食事を一人で作って食べる夜は、イタリアワイン。

なんでイタリアかってゆうと イタリアが好きやで。
オリーブオイルで焼いただけの野菜が好きやで。

今日 目が合ったワインは、値段がついてなかったので
レジで聞くと、ちょっぴり予算オーバー。
「違うのにします」
とワインコーナーに戻り、さんざん悩んだ挙げ句
「やっぱりこれにします」
と直感を信じて購入。

飲むと、どっかで嗅いだことのある香り…
なんだっけ、なんだっけ…古い、懐かしい、木…
シダーウッドとか、サンダルウッドとか、サイプレスとかの…
そんなのありえる? でもそう感じたの。
檜っぽい、寺っぽい香り。
さとされちゃったなー。

今日は8月最後の日だったから、夏にさようなら。

いいもの、みっけ



岐阜へのドライブは、山また山。
の間をぬって、川沿いをひたすら走る。
とにかく景色がきれい。
仕事でなけりゃ… もっとよかったな。
ただいま。

いいもの見つけた。
ステンドグラスのある古い家。
こっちだよ。と山の神さんが、
あっちだよ。とボッケのあの子が、
私をいいところへ連れて行ってくれたの。

山の色が変わるころ もう一度行こうと思う。
お天気のいい休日に 気ままに。
秋は忙しいな。




見つかるかな



小学校の校庭で探したものは?
九頭竜川の河原で探したものは?
田んぼの畦道で探したものは?
しあわせ しあわせ
よつばの クローバー

辞書のページをめくったら
生徒手帳を開いたら
みつかる いつかの
よつばの クローバー

いってきます。
あはは と笑って 帰ってくるからね。
いいもの見つけて 戻ってくるからね。
あの子をポッケに入れて 
ドライブしよう。あした。

ガラガラ山



まだまだ暑い暑い一日。夏休み最後の日曜日。
思い出づくりにでかけるのは、山?海? 

ガラガラ山 ってかわいい名前だよね。
ここは、山にあるけど、海も見える。
福井 ってほんといい場所だよね。
これなら、妖精が見えてもおかしくないな。

バーベキューした。
小学生、中学生、専門学校生、大人たち、いろいろいた。
はじめて会う人ばかりだった。自閉症の子もいた。

自閉症は、生後3歳までにあきらかになる「発達障害」で
1000人に2人以上はいると言われている。
「脳の機能障害」と考えられていて、決して
「心の病気」や「親の育て方の問題」ではありません。
と、教えてもらった。

私は「ボランティアさん」と呼ばれていたが、
自然とバーベキューとはじめての出会いをエンジョイ!
しただけです。 不器用ですから。