「真木栗ノ穴」深川栄洋 2007
ぐらいの狭い部屋で、本に囲まれ、机にかじりついて暮らすのも悪くない。

「世にも奇妙な物語」でも同じような役があったな。
そっちの方が好きやったな。
やさくれた役、似合いますけど
笑顔満点、太陽の下にいる役の方が好き。

神保町

映画とコーヒーとジャズと本。
そういうのが似合う街が好きなのだ。
懐かしくて孤独で、時間はいくらでもあるくせに心の中は忙しい。
これでいて、シガレットが苦手なのだから絵にならない。

神保町で「女家族」久松静児 1961 をみる。
チェックのスカートに水色のカーディガン。
ハンケチに包まれた食パンを飛び出すタイプのトースターで
こんがり焼くのです。手遅れにならない程度に。
真矢みきは、新珠三千代と似ているなあ。

トウキョウインド

「トウキョウソナタ」黒沢清 2008
どこの家庭だって、デフォルメすればきっとこんな感じか。
いやしなくても。
一番小さな組織は、いずれ帰ってしまう なんだかんだを
結局はしょっているわけで。そんなのをわざわざ維持してくなんて
ヒトってほんとにめげないってか、切ない習性だな。


「ダージリン急行」ウェスアンダーソン 2007
旅をして見えてくることは、まだまだ旅が足りないぞ、ってことか。
青い電車から赤い電車へ。より危うい方へ。
いろいろのことを乗せて進んでく電車がやっぱり好き。
ライム娘。

ぐーぐー

「グーグーだって猫である」犬堂一心 2008
名前は、サバ。

映画に出てきた猫は「サヴァ?」で、
あたしの友達んちにいる猫は「鯖」。

サバは、産まれて間もなく友達が拾ってきた。
ケガをして死にそうになっていたところを救われたのを
覚えているのか、いないのか。
強靭な回復力で、でっかくなっていった。
あれからもう3年である。

ジョージとは、吉祥寺のことらしい。
映画館に向かう途中、「なんだこの行列は?」と横目に見て通った肉屋。
…は、映画を観てわかりました。

井の頭公園をプラプラしていたら
加瀬亮くんにバッタリ、なんてのは映画のなかの話。
しかし、うまそうに飲み、食べる人だ。

その世界では

「どんどん蓄積されていく経験が邪魔になるので
学んだことを なるだけ忘れるように、捨てるようにしている。」

と、テレビでカントクが話している。

はじめから学ばないようにするのと
学んでから捨てるのと

どちらが美しいだろうか。
どちらがおもしろいだろうか。
どちらが宇宙の理に適っているだろうか。

と考える僕は、既に学ぼうとしてしいるのか。
哲学 って、ヒト科の悪いクセだ。

結局、わざわざ捨てなくたって たいして覚えては
いられないのだけどね。
ある面から観れば、これも進化なのかもしれぬ。
…という、言いのがれ。

おにくは、とり

映画はお腹が空く。集中して観るから。
つくる人は、もっとずっとお腹がすくのだろうな。
みんなが集中した、腹ペコな気 がつまっているので
映画の中の食事は、うんと旨そうだ。

「東南角部屋二階の女」池田千尋 2008
居酒屋の唐揚げをサクサクとパクつく 加瀬亮くんの喰いっぷりに
何が何でも とりの唐揚げを食べたくなる。

定食やへ行き、久々にがっつりお肉を食べた。
「お肉を食べるならとり肉」が私の体には合っていると、改めて実感。

忘却

とにかく、ヒマがあればぼおっっとしていたい。

せっかく観ても「最近なに観た?」と、聞かれると
とっさにまったく思い出せない…ハァ。
ほんとに、ちょっとのことしか、入らない頭になってきた。
書いとこ。

「崖の上のポニョ」宮崎駿 2008
「たみおのしあわせ」岩松了 2007
観ましたよ。

水餃子



冷たい空気の間に立ちこめる湯気。
貧しいながらも、粉を捏ね、食事の準備。
映画「1978年、冬」リー・チーシアン 2007
を見て
餃子が食べたくなり、好物の水餃子、2軒はしご。



おいしいけど、自分が作った皮の方が好き。
どこかに水餃子のおいしい店ないかなあ。

あおいゆう



「百万円と苦虫女」タナダユキ 2008

おんなじような小さな部屋に住んで、畳の上に大の字で、
キャベツ買って、桃食べて、バイトして、ネギ育てて

おんなじような人、いっぱいいるんだろうな。
おんなじことしてても、あおいゆうちゃんで、スクリーンだと
こんなにたくさんの人が詰めかけるのだからすごいなぁ。

休暇

映画「休暇」門井肇 2007
まだ、見ていない人がいたら、ぜひです。
公開後、評判がよく、全国公開も決まったと記念の舞台挨拶で聞きました。

正直、テーマ的に重苦しいかな…と、躊躇していたのですが
意外にさらりと、でも次第に引き込まれていく感じもすごくあり。

日々を静かに、けれど懸命に、ほんとに真摯に
今このときと 向かい合おうとする人たちの様子が
きれいな画の中につまった、とても愛おしい映画だと思います。

舞台挨拶のとき、西島さんが「言葉にして伝えて」とメッセージ
していたので。 好きな人の言うことは、素直に聞ける私です。